不妊検査6選

「不妊」とは、避妊をしないで性交をしているにもかかわらず1年を経過した時点で妊娠しないこと
不妊症の原因が何であるかを特定することは 治療を行う上でとても大切です。
(1)基礎体温測定
大切なのは体温自体ではなく、正常な月経周期の卵胞期には低い体温を 黄体期には高い体温を示す2相性のパターンが認められることです。
(2) 超音波検査
・子宮全体の肥大
・変形
・腫瘤の有無
・子宮内腔の形状
・子宮内膜の状態
・子宮筋腫
・子宮腺筋症
・子宮内膜症
・子宮内膜ポリープ
・卵巣嚢腫など
これらに異常がないかを確認します。
(3)フーナーテスト
排卵日が近い時期に性交し、 数時間後に 病院を受診します。 (性交後試験とも呼ばれます。) 子宮頸管粘液を採取し、顕微鏡下で精子の数と運動率を観察します。

精子と子宮頸管粘液の適合を調べる検査1視野辺り15個以上の運動精子が認められれば妊娠に至る確率は優位に上昇すると言われています。
(4)精液検査
不妊の原因の50%が男性因子の大事な検査 2~7日の禁欲期間の後、 精液を採取します。

男性不妊の原因は、造精機能障害、精路通過障害、副性器障害、 性機能障害、免疫性不妊症などがあります。
(5)卵管疎通性検査
卵管疎通性検査には卵管通気法、 子宮卵管造影法、超音波下卵管通水法の3種類があります
※必ずしも全ての検査が行われるわけではありません。
(6)頸管粘液検査
不妊症の原因のうち頸管因子は数%存在すると考えられています。
子宮頸管より分泌される頸管粘液は、子宮内腔卵管へと進む精子の通路になるだけでなく 精子の取り込み、貯蔵、選択、 活性といった生殖生理において重要な役割を担っています。

鍼灸サロン院長の「鍼灸コラム」

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